Wonderful World

日本は島国・・・南西諸島

류지미 2024. 4. 26. 07:40

日本は島国・・・・・南西諸島

 

 

台湾や中国、フィリピンの方が近い。
八重山諸島を拡大してみるとこちら↓。

 

与那国島(よなぐにじま)

【与那国島】国境の島

大きさ:一周約27.49km

 

 

 

~ 与那国島の地図 ~

 

 

 最終更新日:2024.04.25

 
 
 
石垣島、竹富島(たけとみじま)、西表島(いりおもてじま)、波照間島(はてるまじま)など個性的な島がたくさんある八重山諸島(やえやましょとう)ですが、そのなかでも、景観もだいぶ異なり、ひときわ独特な個性を放つ与那国島(よなぐにじま)。
 
石垣島から与那国島までは、飛行機で約30分、フェリーだと約4時間で着きます。日本最西端に位置するこの島は、石垣島までは117km、台湾までは111kmと、台湾のほうが近いんです。断崖絶壁に囲まれ、見える海の色もとても深い青。石垣島からたった30分で、どこかまったく違う土地にきたような気もするし、“果て感”がすごく漂っている気がします。
 
与那国島に来たら、私はいつもバイクで島をまわります。風を切って、与那国の大自然を肌で感じて気持ちいい!
 
与那国の見どころは、とてもパワーがありそうなスポットがたくさん。そのうちのひとつ、すっと高くそびえる立神岩(たちがみいわ)。展望台から見下ろすと、とても清々しい眺めです。
 
 
日本最西端の地である、西崎(いりざき)からは、国内最後に沈む夕陽が眺められます。

                                          ティンダバナからの眺め。祖納(そない)の集落とナンタ浜。

 

 

沖縄本島から南西へ約510kmに位置する日本最西端の島、与那国島。

 

 

与那国馬が放牧されている東崎

 

 

東崎(あがりざき)

晴れた日には、東方に西表島(いりおもてじま)が遠望できます。

 

 

 

立神岩(たちがみいわ)

与那国島の立神岩は、島の南東部にある景勝地.   神聖な岩としてあがめられています。

 

 

西崎(いりざき)

                                                    条件が良ければ台湾の島影が見られる「西崎 

一方で、「西」は「いり」と読みます。国境の海を望むこの場所は、まさに日本の西の端。岬には日本最西端の碑や灯台、展望台があって、日本で最後に沈む夕陽が見られることでも人気のスポットです。台湾まではわずか111km! 条件が良ければ台湾の島影が見えることもありますよ。

 

                                                                  「日本最後の夕日が見える丘」の碑

 

 

 

 

 

西崎(いりざき)

晴れた日には台湾が一望できる、「日本最西端の碑」がある岬

 

 

ティンダバナ(ティンダハナタ)

東シナ海を一望できる天然の展望台「ティンダバナ」

祖納集落とナンタ浜、東シナ海を一望できる標高85mの天然の展望台です。「バナ、ハナタ」は沖縄の言葉で「崖」という意味で、伝説の女性首長、サンアイ・イソバがティンダバナの上に住んでいたといわれていて、近くにサンアイ・イソバの碑が立っています。

ここから湧いている水は、毎年旧暦8月に行われるアラミディ(新水)という祭祀行事で年の初めの水をくむ神聖な場所となっています。

 

 

ナーマ浜

日本最西端の地、西崎のすぐ近くにある美しいビーチ

 

クブラバリ

幅が3~5mある岩の裂け目「クブラバリ」

巨大な岩の割れ目が見られるポイントです。かつて人頭税から逃れるため、妊婦を飛ばせて島の人口を減らしたという悲惨な言い伝えがある史跡です。周辺の海岸には荒波が打ち寄せ、まさに与那国島ならではの景観です。

与那国島海底地形

いまだ謎が多い与那国島の海底遺跡/©OCVB

与那国島の海には「海底遺跡」とも呼ばれているスポットがあります。発見されたのは、1986年。東西約250m、南北150mに渡って広がる巨大な地形です。階段のように見える場所や穴、通路のような場所など、人工的につくられたものなのか、自然のものなのかはいまだに謎に包まれています。

その様相は、まさに神殿のよう/©OCVB

 

与那国島。沖縄県ですが那覇から何と500㎞も離れており、東京から1,900㎞。日本最西端というのも納得。台湾まで111㎞、国境の島なのです。この島に1986年、地元のダイバーにより発見され、「遺跡ポイント」と名付けられた場所があります。

 

東西100m、南北50mの巨大な岩石層は、「人工物」か?「自然の浸食か?」でいまも物議を醸しています。人間の手によって加工されたとしか思えない幾何学的な構造、彫り込まれたように見える文様など、ここに古代文明が?とドキドキします。島には観光ポイントともなっている不思議な巨石や奇妙な形の岩もあり、またそれらが新川鼻の沖合い約50m、水深25mあたりに存在していることも、地球の海面上昇の過程を考えたときに、文明の存在を求めてしまいます。無論、岩質の特徴などを考えると自然の浸食である可能性も十分にあります。個人的には、むしろこのまま「謎」であって欲しいと思うこともあります。その方が見た人それぞれが想像の羽をどこまでも自由に広げることが出来ますので。